院長の「JoJoブログ」
S/Jリーグ
2024-11-04 13:58:55投稿
3連休初めの2日間、山口の維新公園の維新大晃アリーナで、バドミントンS/Jリーグ2024山口大会が開催された。バドミントンの実業団チームのリーグ戦で、国内トップアスリートが集うS/Jリーグ。
私自身、バドミントンをしたことはないけれど、基本的に、スポーツ観戦をするのは、格闘技以外は何でも好きなので、今回も山口に行ってきた。S/Jリーグを観戦するのは、2回目で、何となく、雰囲気は知っていたけれど、今回は、前回とは違って、コートは3コート併用で、2日間にわたって、団体戦として、男女12試合が行われるということで、結構、大規模な開催だなと思った。
朝10時から試合開始で、開場が8時半となっていたので、これは、早めに行った方がよいのかなと考え、9時ごろに到着するよう出発。駐車場探しが大変と思っていたけれど、大会専用の臨時駐車場も用意されていて、すんなり駐車。その後、アリーナに歩いていくと、会場前の広場に、キッチンカーが5~6台出店していた。美味しそうなので、買いたい気持ちもありながら、”カロリー高そうだからやめとけ”と自分に言い聞かせ、いざ、会場内へ。
自分が山大生だった時にこのアリーナが新しくでき、入学式はできなかったけど、卒業式はここで行われたという、私にとっては、一番馴染みのあるこの体育館。これまで、卓球の試合を中心に、ここにきた回数は100回はくだらないと思うけど、ロビーにこれだけの人がいるというのは、過去イチだなと思う混雑ぶりだった。
当然、指定席ではない座席も、地元女子チーム「アクト西京」が試合をする中央のコートがみえやすい位置は、完全にうまっており、空いている席で最も中央よりを確保。男子の試合があるコートがよく見えるので、ま、いっかとする。
10時に試合が始まるも、3コート同時の試合なので、審判のコールもそれぞれ。マイクで伝えられる点数が、どのコートのことなのか、聞いているだけではさっぱりわからず、複数のコールが重なったりすることもある。前回も思ったけれど、もう少し1コートずつわかりやすくできんもんかいなと思う。正面の大型スクリーンにも中央のコートの様子のみ映され、点数表示も常時ではない。
肝心の試合はというと・・・
トップ選手のラリーは見ごたえがあるものが多く、日本代表の選手もちらほら。中でも、女子ダブルスは、再春館製薬の”シダマツ”ペア、男子ダブルスは、トナミ運輸の”ホキコバ”ペアは、世界大会の優勝経験もあるダブルスなので、いずれも、前半せっていても、後半で、あっさりポイントを重ねて勝つ試合だった。バドミントンど素人の私がいうのもおこがましいけれど、強くうつというよりは、相手のスキを突くようなコース攻めや、体の中心をねらうのがうまいなというのが感想。
そして、試合とは関係ないけれど、個人的に面白いなと思ったのは、一つは、試合のインターバルに行われる、コート掃除。いわゆるコロコロ(粘着クリーナー)で、掃除しているスタッフを、初めは「なんで?」と思いながら見ていて、しばらくして気づいた。そっかー、バドミントンって、シャトルの羽が飛び散るんだ・・・きっといっぱい羽の破片がコート上に落ちているのね・・・そういえば、試合中にも、選手がシャトルを替えてくれと、何度も交換してるよねぇ・・・トップ選手のスマッシュのすごさをみれば、シャトルが痛むのは当然。一体、どのくらいのシャトルを消耗するんだろ、お金かかるなぁ・・・といらん心配。
そして、もう一つ、面白いと思ったのは、応援。普段、卓球の試合ばかり観戦している私にとって、同じネットをはさんで行う競技として、なかなか不思議な応援スタイルを見た。これは、競技特有なものかどうかはわからないけれど、地元「アクト西京」の応援団は、楽器もつかっての大応援で、ラリーごとに、ポイントをとったときだけでなく、落とした時も、バンバン太鼓をたたいていた。これにはちょっと、ん?という気がした。そして、ベンチにいる選手たちが試合中の選手にむかってする応援も、チームそれぞれでパフォーマンスが決まっているようで、ほとんどダンスのようなのもあって、卓球の応援ではみとことないなという感じ。団体戦なので、にぎやかでいいけれど、競技のスピーディーさも必要かなという気もしないでもなかった。
そんなこんなで、最後は「アクト西京」が、接戦を落としてしまうという残念な結果だったけれど、全体として、楽しく観戦することができ、また、県内で試合があるときは、観に行けたらといいなと思う。