乳がん検診
一般的には、乳腺疾患は外科が専門科ですが、是非とも婦人科で乳がん検診をできるようにしたいと考え、当院では、マンモグラフィーを導入し、日本乳がん検診精度管理中央機構の施設画像認定を取得しました。
乳がんは女性に一番多いがんですし、近年、乳腺濃度の問題も取り上げられ、いつ、どういう検診をうけたらよいのか迷われている女性も多いのではないかと思います。
当院では、マンモグラフィー撮影技術認定を取得した臨床放射線技師による撮影を行い、患者様の年齢、乳腺濃度、乳房の厚み、家族歴などを総合的に判断し、おひとりおひとりにあわせた、乳がん検診の受けかたをお伝えしております。
マンモグラフィーの機械も乳腺エコーの機械も最新のデジタル機器を設置し、平成29年度からは、3Dマンモグラフィーも導入して、きめ細かな対応をしておりますので、安心して検診をうけてい ただけるものと自負しております。
⇒マンモグラフィー、視触診を受診券の自己負担金でおこないます。マンモグラフィーに所見を認めた場合は、保険診療で乳腺エコーを追加させていただきます。また、特に所見がなくても、乳腺濃度の濃い方には、乳腺エコーの追加をお勧めしております。その場合は、検査料として3,000円(消費税別)をいただきます。
⇒過去に豊胸手術、乳がん治療、ペースメーカー埋込術をお受けのかたは、ご予約時に必ずお申し出下さい。
乳がん検診は、完全予約制です。月経のあるかたで、月経の始まる直前から1週間くらい前の場合、乳腺がはって、検査に痛みを感じ易い場合がございますので、可能であれば月経前をさけて予約をおとり下さい。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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8:30~12:00 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
14:00~16:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
13:30~ 15:30 |
授乳中は、お乳がはっており、しこりができた場合は、まず、乳腺炎を疑います。しかし、まれに授乳期乳がん が報告されており、悪性の病気をまったく考えないということではありません。授乳中のお乳のしこりは、まずマッサージを行い、その後、必要であればエコー で確認するという方法がすぐれていると考えます。
また、症状なく、授乳中に乳がん検診をご希望される方のマンモグラフィーはお断りしております。
当院には、助産師が勤務しており、母乳育児の指導や乳房マッサージも可能ですので、できるだけ、専門ス タッフが対応しやすい時間にご予約をおとりください。
乳がん検診を受けられる方全員に、診察の前に検診衣に着替えていただきます。上半身のみの検診衣ですので、 ワンピース、オーバーオールなどの上下のつながったお洋服は着てこられないようお願いいたします。
当院では、最新鋭のデジタルマンモグラフィーを設置しています。また、診断の精度をより確実にするため、所見に問題がある場合は、(株)ネットホスピタルを通じて2次読影の依頼をしております。
乳がん検診年度別統計
当院における乳がん検診の年度別資料をご用意しております。クリックして、詳細をご確認ください。